読書感想23  インビジブルレイン

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著者    :    誉田哲也<o:p></o:p>

生年    :    1969年<o:p></o:p>

 

出身地   :    東京都<o:p></o:p>

 

初版    :    2009年<o:p></o:p>

 

出版社   :    光文社<o:p></o:p>

 

定価    :    743円(税別)<o:p></o:p>

 

 光文社文庫<o:p></o:p>

 

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感想<o:p></o:p>

 

 誉田哲也の著作は初めて読んだ。これは警視庁捜査一課の姫川玲子警部補シリーズの中の一冊だ。<o:p></o:p>

 

あるチンピラやくざが殺され、その容疑者のタレこみがあった。しかし警察上層部によってその容疑者の捜査の中止を命じられた姫川玲子は、単独で容疑者を調べ始める。容疑者のアパートに尋ねてきた男と接触するうちに、姫川玲子はその男に惹きつけられていく。<o:p></o:p>

 

あらすじはこのようだが、凄腕の警部補がいかにも怪しい男の身元を十分に調べずに信じ込むという設定が嘘っぽく感じられる。真相を問い詰めるときに「好きだったのに・・・信じてたのに・・・」と姫川玲子が言うのも、生身の女の部分を出しているのかもしれないが、警部補として口に出したらおしまい、まさに禁句を語らせている。<o:p></o:p>

 

警察小説の中の主人公の警官としての節度を、女の恋愛感情で踏み越えるというのがいただけない。これでは典型的な無能捜査官に成り下がってしまう。魅力的な警察小説のヒロインは強い正義感と鋭い頭脳とタフな行動力を持った女性であるべきではないだろうか。<o:p></o:p>